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ゴム鉄砲

2017年9月17日 (日)

ゴム鉄砲新作品

今回簡単な構造の単発式ゴム鉄砲を新規に構想・設計・制作してみました。
以前にも単発式のゴム鉄砲を作っていたことはあるのですが、あまりにも長さが長く邪魔で形もイマイチだったので、今回はオート式の拳銃を模したゴム鉄砲を作ってみました。
 そして子供でも簡単に組み立てられるように構造を極力簡単になるよう、且つ確実な動作をするように設計しました。

単発式のゴム鉄砲はネットで調べても非常にたくさんの作品が公開されていますが、何故か実物の鉄砲のようにハンマー(撃鉄)を操作するような構造になっているものはあまり見かけません。
僕はやはり鉄砲であればコッキング(ハンマーをセットする操作)の気分も味わいたいということで、それを可能にする設計を目標としました。
別作品の6連発ゴム鉄砲も一応ゴムをセットするときにコッキング操作の気分を味わえるように設計しています。

すべての主要なパーツです。
P1040888
鉄砲としてのパーツはこれだけで、組み立てるために他に爪楊枝や竹ひご、動作用の輪ゴムや3ミリのビスとナットと座金が必要です。
片面にパーツを固定するのであれば木工用の接着剤や洗濯バサミかクリップなどがあれば便利かもしれませんが、無くても問題なく組み立てられます。

あと切り口面を磨いたりパーツの一部の角を落として丸みをつけたりするために、紙やすりや半丸のヤスリなどがあると良いでしょうね。

 

実際に加工して組み立てたものです。
P1040889
フレーム上部にそれっぽい絵と、グリップ部にも模様を彫り込んでいます。

ハンマーは飾りでなく実際に操作します。
P1040890
ハンマーを下げるととゴムを掛ける部分が飛び出しゴムをセットできます。

内部構造。
P1040891
非常に簡単な構造で、ハンマーとトリガー(引き金)を輪ゴムで引っ張ってリリースさせています。
ゴムは空気中に置き、特に日に当たるとすぐに劣化して固くなってしまいますが、この鉄砲の場合リリース用のゴムはほぼ密閉状態の中に収納しているのである程度長持ちすると思います。
もちろん劣化した時は鉄砲をバラせば簡単に交換できます。

リリース状態。
P1040895
ハンマーが上がりゴムを掛ける部分が引っ込んでいます。

セット状態。
P1040893
ハンマーを下げるとゴムを掛ける部分が上に飛び出し、トリガーの上部が噛み込んでその状態が保持されます。

たったこれだけの構造でもかなり緻密な設計が必要で、CAD上で何度もシミュレーションして寸法と形状を決めました。

その後オイルステイン仕上げを施しました。
やはり着色するとそれなりに見栄えがします。
P1040899

P1040898
文字はレーザーで入れています。
フレーム上部の模様もレーザーで入れたほうがもっとくっきりするかもしれないけど、レーザーで焼くだけだと立体感がなくなるから、次回どっちが良いか作り比べてみよう。

簡単に組み立てられるから、子供たちの希望者を集めてゴム鉄砲教室でも開いてもいいかも^^
割り箸のゴム鉄砲よりは多少見栄えがするから、募集すれば何人かはやりたいという子が集まるかもしれません。

実際に作ってみるとちょっとだけ形が気に入らないところがあるから、もう少し修正したいところですが^^;

近日中に組み立てキット、または完成品として販売も考えています。

 

2016年7月24日 (日)

ゴム鉄砲設計図

以前からブログのゴム鉄砲の記事にたくさんの方からアクセスして頂いています。
そしてよく「ゴム鉄砲 作り方」とか「連発式ゴム鉄砲 構造」や「ゴム鉄砲 図面」などといった語句で検索されて来られている方もたくさん居られます。

そこで現在ヒロ工房として制作・販売している6連発ゴム鉄砲の構造と各部品の設計図を公開してみます。
(一番最後にほぼ実物大のパーツ図面がありますので、もしよろしければどうぞ)

この鉄砲は私の完全オリジナルで、構想や設計制作を全て自分で手掛けました。
連発式のゴム鉄砲は巷でもよく見ますが、たいていの連発式ゴム鉄砲の回転翼は三角形か四角形の翼がほとんどです。
それはそれで構造も簡単で動作も確実性の高いものが作り易くて良いですね。

私のは少し特殊な構造でかなり精密に作らないとまともに動かないので、設計や加工や動作検証、そして微調整もかなり苦労しました。
でもまぁまぁそれなりのものができたかなと思っています。
それにゴムをかけるたびに片手で本物の銃のようにコッキング操作を味わえるので、我ながら割りと気に入っています

設計は3D CADで行なったもので各部の寸法なども入っていますので、もし作ってみようと思われる方がいらっしゃれば、ぜひ挑戦してみてください
参考までに私は製品としては厚さ5.5ミリのMDFの板を加工して制作しています。

各パーツの穴の横にA,B,Cの文字が入っていますが、同じ文字の穴は同じ穴径という意味です。
Aはビス穴で組み立て時に3ミリのビスで組み立てるので一応3.1ミリの穴径にしています。
Bは各部品の位置決め用に爪楊枝を使用しているのでその爪楊枝の径の穴です。
私の場合は外形2ミリの爪楊枝を使用しているので一応2.1ミリにしていますが、適宜変更可能です。
Cは回転翼の軸用の穴で、回転翼の軸には直径3ミリの竹ひごを使用しているので、それが軽く回るように3.2ミリにしています。
軸穴が0.2ミリも大きいとかなりブカブカですが、実はこれにはここでは書きませんがちょっとした理由があります。
もちろんこれも適宜変更可能です。

 

最初に各パーツを組み立てたときの内部の様子の図面です。

6_4
他の6連発ゴム鉄砲の記事と合わせて読むと、各部の動きが分かると思います。

先に書いておきますが、各パーツのサイズは実物大ではありません。
寸法が入っていますので、想像しながら見てください

 

バレル(銃身)の図面です。
Photo
実際の商品は先のゴムをかける部分はヤスリがけなどをして形を整えます。

 

フレーム部分です。
Photo_2
フレームは2つ同じものを作って両サイドからはさむのですが、各々縁は大きく面取りをしたりビス穴の部分はビスの頭やナットが隠れるように座繰りを彫り込みます。
各穴の位置は位置決め用の穴なので寸法はきっちり出しておかないと組み立てられなくなりますが、外形は好きな形に多少の変更は可能でしょう。

 

フレームの中芯です。
Photo_3
この中芯とフレーム本体、バレルの各穴の位置が全てピッタリ合ってないと組み立てられません。
私の場合CNC機械加工なので100分の1ミリ単位でピッタリ合ってくれるので助かります。ガードの部分は丸っこくヤスリ掛けして形を整えます。

 

これからは内部のパーツです。
先ずはトリガー(引き金)
Photo_4
当然指の当たる部分はヤスリで丸っこく削って綺麗にペーパー掛けします。

 

ストッパー1
Photo_5
上の丸く突き出た部分の加工が難しいでしょうね。
そしてこことストッパー2の凹みの部分との噛み合わせの状態がこの鉄砲の動作に一番影響を及ぼす箇所です。

 

ストッパー2
Photo_6
ストッパー1の出っ張りとストッパー2の凹みのサイズが違っていますが、これにもある重要な理由があります。
それは商品として販売するからそうする必要があるということなんですが。
上の3部品は穴を各所の爪楊枝に入れるのですが、軽く動く必要があるので穴径は少し大きめにします。

 

安全バーガイド。

Photo_7
これはまぁ特別なんと言うこともない部品です。

 

安全バー。
Photo_8
これも特別どうということもない部品ですが、上の安全バーガイドやフレーム中芯などの組み立て状態によっては硬くて動かなかったり緩々でガタガタしたりといったことが起き易いです。
実際にこの鉄砲を作るとなると各部の組み合い状態が結構シビアなんですよねこれが
もちろん商品として作ってる以上、いい加減なことはできません。

 

そして最後にゴムをかける回転翼です。
Photo_9

厚さは3ミリまで削り込んでいます。
この形と各部の寸法を決めるのにかなり苦労しました。
回転翼の軸は翼の左右側面からそれぞれ6.7ミリ前後を出すとちょうど回転翼が鉄砲の中心に収まります。もちろん軸は翼と直角に固定しないと組み立てた時に回転翼がフニャフニャと偏芯して回ります。

 

そしてCAD上で何度となく動作シミュレーションしたり、実際に加工して組み立てて何度も動作検証を繰り返しました。
完成品に近い試作品ができた時点で6本のゴムをかけて200回、延べ1200本の試撃ちをした後で各部に異常のないことを確認しています。
(そのために一部摺動面や全ての衝撃を受ける部分に硬化処理を施しています)

 

加工するパーツは以上ですが、他にも回転翼の軸用の竹ひごや組み立て用の爪楊枝、ビス、ナット、平座金、リリース用のゴムかスプリングなどが必要になります。

リリースはストッパー1とバレルの下部をゴムかスプリングで引っ張ることで実現しています。

 

実際には回転翼などもヤスリがけで形を整えたり全てのパーツにペーパーがけをして切り口のザラザラ感を無くしたりといった手作業がとても多いです。
実物はフレームのグリップ部分にも模様を彫り込んだりしています。
あとトリガーとストッパー1、ストッパー2、安全バーは中で動く部品なのでフレーム中芯や安全バーガイドより0.1~0.2ミリ程度薄くしています。
ビスで締め付けるので同じ厚さだとまったく動きません。

 

もしよろしかったらぜひ挑戦してみてください。
質問などありましたらコメントでもよろしいので頂ければと思います。

****************** 10/10 追記です  ******************

このページにアクセスされる方がとても多いので、実物大のパーツ図面をアップしてみます。
最下部のリンクをクリックするとパーツ画像が表示されるので、画像を保存して下さい。
画像はA4サイズ横位置(横297mm☓210mm)になっていますので、印刷時にA4用紙いっぱい(用紙サイズにフィットやふちなし印刷などを使って)印刷するとほぼ原寸大で印刷されます。

もしよろしかったら板材などを切り抜いて作ってみてはいかがでしょう。
他の図面や記事などを参考にすればある程度仕組みが解ると思います。
ただし穴のサイズなど一部箇所については実際には製品として制作する都合上設計上のサイズとは多少変更しているところもあります。
当方は材料として厚さ5.5mmMDFを使用して機械加工によって制作していますが、ギアは厚さ3mm、ストッパー#1、ストッパー#2、安全バー、引き金については可動部分ですので0.10.2mm程度薄くしています。

内部の可動部、特にストッパーやギアの組み合わせ具合が実際の動作に非常に影響するので、かなり精密に作る必用があると思います。
他にも位置決め用の爪楊枝などや木工用ボンド、リリース用の輪ゴムかスプリング、ギアの軸用に3mm径の竹ひご、M3のビスやナット、、平ワッシャーなどが必要になります。
(ギアの軸はゴムの張力がかなり大きくなるので強度のある竹ひごか金属軸が有効です)

商品としての実物はフレーム外周に面取りをしたり模様を彫り込んだりヤスリで形状を修正したりもしていますし、ギアやストッパーなど衝撃を受けたり摩擦したりする部分は硬化処理も行なったりと、結構手間がかかっています。
興味のある方は是非挑戦してみてください。

質問等があればお問い合わせ頂ければできる限りお答えするようにしますが、必ずできるとは限らないことをご了承下さい。
お問い合わせ頂く場合は件名を「ゴム鉄砲」とでもして頂ければ判りやすいです。
ただし図面をA4サイズピッタリで印刷する方法は、画像ソフトや印刷環境などがパソコンごとで異なりますので当方では判断できません、各自で研究して下さい。
下のリンクから画像を表示して右クリックメニューから画像を保存することができると思います。

「parts.jpg」をダウンロード

 

 

2013年5月 2日 (木)

6連発ゴム鉄砲 完成版 & スタンド

6連発式ゴム鉄砲の最終完成版ができました。

 
メンテナンスが可能なようにネジで組み立てるようにし、いざと言うときにはフレームの片面を外して内部のパーツの様子を見たり交換修理することもできます。
そして全体に着色しました。
グリップ部分は濃いめのチーク色、残りの全体はライトオーク色のオイルを塗っています。
MDFはオイルの浸透性が非常に高いので、ムラになり難く塗ってすぐに手で触ることもできるぐらいです。
ただ油性なので匂いはまる1日程度出ますが
 
P1010370_c
 
 
ゴムをセットしたところです。
 
P1010371_c
 
 
部品の製作は機械で行なっても細かい部分の加工や組み立ては手作業による工程が非常に多いため、1日に2~3個完成させるのがやっとと言うのが現状です。
全自動で大量生産ってわけにはなかなかいかないものですね~
 
 
あと、先日作ったゴム鉄砲のスタンドの的を作り変えました。
やはり飛び上がる的と言うのは動作も不安定だし危険もあると言うことで、置くだけのタイプに変更しました。
ゴムが命中したら少しの力でも倒れるように工夫しています。
表面にモンスターのキャラを彫っていますが、裏面に自分の好きな絵を描いたりシールなどを貼っても良いかもしれません
 
P1010356_c
 
P1010357_c
 
P1010368_c
 
P1010365_c
 
 
 
このゴム鉄砲とスタンドはそれぞれ販売しています。
 
 
 

2013年3月28日 (木)

ゴム鉄砲スタンド&的

これまで2種類のゴム鉄砲を作ってきましたが、今回それらを置けるスタンドを作りました。
ついでに3個の的も装備してみました

ゴム鉄砲のバレル(銃身)部分を挟むステーを立て、グリップの底面を入れる部分を彫り込んでいます。
その間に的を3個並べて、ゴム鉄砲を外すと的を狙えるようにしています。
P1010348

 
 
的の模様部分に命中するとゴムの力で飛び上がるようにしてみました。
 
P1010349
 
 
ゴム鉄砲はヒロ工房で製作した2種類のどちらでも専用のステーを立てるだけで収納することができます。
ステーの部分には輪ゴムをかけておけるようにしました。
 
P1010355
 
P1010352
 
P1010353
 
P1010354
 
 
実際に的を撃った時の感想ですが、的がゴムの力で飛び上がるのは命中したときの爽快感もあって結構面白いのですが、使い方によっては危険だし命中しても飛び上がらないこともあるので、立てた的が倒れるだけのシンプルな構造のほうが良い面もあるように思いました。
 
またゴム鉄砲は距離が長くなると極端に威力が弱まる性質があるので、的当て目的の射程距離は1mぐらいまでか、頑張ってもせいぜい1.5mぐらいでしょうかね。
飛ばすだけならそれ以上でも飛ぶのですが・・・
 
巷にもゴム鉄砲はたくさんの方が作られていますが、基本的に適合輪ゴムは16番(輪の直径約38㎜)の一般用(太さ約1㎜前後)がほとんどのようです。
その仕様のゴム鉄砲に14番などの小径輪ゴムや太い特殊仕様の輪ゴムの使用は大変危険です。
使用するゴム鉄砲の適合輪ゴムをよく守って使用することが大切です。
 
 

2013年3月20日 (水)

6連発ゴム鉄砲 93%完成版

6連発式のゴム鉄砲がほぼ完成しました。

前回改良版を試作した後、輪ゴム延べ1200発分試撃ちして各部の動作にほとんど異常がないことを確認しました。
 
ついでにフレームの模様に墨入れをし、グリップ部分に彩色を施しました。
 
P1010302
 
P1010305
 
なお白いシールが貼ってあるのは回転翼の軸の飛び出し防止だけのためですので、気にしないでください。
 
 
回転翼に輪ゴムをかけた状態です。
 
P1010307
 
 
内部の構造です。
主要な構造はほとんど変わりはありませんが、各部品、特にストッパーを正確に定位置に止めるために、一部細かな修正を加えています。
 
P1010308
 
輪ゴム6本をかけたときの張力は思ったより強力なので、撃った時の衝撃や摩擦が激しく、特に摺動面の摩耗が激しいので、そういった箇所に硬化処理を施しています。
そのため長期の使用に耐えることができるようになりました。
 
なお何故93%の完成なのか?残りの7%は何か?
今は組み立てるときにバレルやフレームをすべて接着剤でつけてしまっているので、いざと言うときに分解することができません。
フレームはビス止めにして、何かあったときには点検や部品交換などができるよう分解可能にしようかと思っています。
ネジ部分の穴を広げてネジの頭やナットが隠れるよう彫り込みを入れるだけなので、変更は簡単です。
 
その課題が7%でした
 
 

2013年3月 7日 (木)

連発式ゴム鉄砲の改良

先日製作した6連発式ゴム鉄砲は構造的な問題で動作が少々不安定だったので改良しました。

 
先ず外観では全体の形状は全く変更していませんが、回転板の形状を変更してゴムの固定と発射をより確実なものにしました。
 
P1010274
 
 
内部構造で部品の形状を一部変更して回転板の停止動作をより確実なものにしました。
ゴムの発射時におけるストッパーのストロークを以前より大きくするために、てこの原理を利用してトリガーの操作による移動量をより大きくするよう変更し、且つ戻るときにも一緒に戻るように円形の凸と凹をお互いに嵌め込むように加工しました。
こういった精密な加工ができるのも機械加工のおかげです。
 
P1010267
 
 
トリガーを引くとストッパーが以前より大きく動くことによって回転板を確実に停止させます。
 
P1010268
 
もちろんこの位置まで動くまで反対側のストッパーは回転板を停止させ続けています。
この両方のストッパーの動作タイミングを見極めるのに、何度もCAD上でシミュレーションしたり部品も何度か作ってはカットアンドトライを繰り返しました。
 
構造を変更したためにトリガーを離してストッパーが元の位置に戻るときに回転板の回転方向に対して無理な力がかからなくなるというおまけも付きました。
ストッパーのストロークが大きくなって引っかかる面積が増えたおかげで部品の摩耗を減らすことができ、動作が確実になるとともに長寿命も期待できます。
 
 
ゴムを6本かけたときの内部の状態です。
 
P1010265
 
P1010266
 
 
ただし今回は以前作ったものを利用しながらの改造なので、部品の形状や寸法も完全なものではなく動作を確認するためだけの改造だったので、これらのデータを元にちゃんとした部品を作り完全なものに仕上げる予定です。
ストッパーや回転板などはもっと堅くて耐久性のある材料を使うほうが良いかもしれません。
その後動作テストとして最低でも200回程度(延べ輪ゴム1200本)は発射テストを行なって、それでも確実に動作しないと製品としては落第でしょうね。
 
それにしても内部を大きく変更することなく改造できたので、これまでのデータのほとんどを無駄にすることなく済んだのは何よりでした
 
 
 

2013年3月 3日 (日)

6連発ゴム鉄砲

以前単発式のゴム鉄砲を作りましたが、今回は6連発式です。

P1010253
 
一応リボルバー式拳銃を模してシリンダーやグリップの模様も彫り込んでみました
 
P1010254
 
P1010256
 
 
内部構造です。
 
P1010237_2
 
 
ゴムをかけた状態でトリガー(引き金)を引くと回転翼が回って先端がストッパーに当たった状態で止まり、その時にゴムが1本外れて発射します。
 
P1010241
 
 
トリガーを戻すとストッパーも戻り、回転翼が次の発射に備えた位置で止まります。
 
P1010247
この回転翼とストッパーの一番良い動作タイミングを見つけるのに、3D CADのシミュレーション機能がとても役に立ちました
 
全てのパーツの動作リミットを決めるにもシミュレーション機能を活用して各部の寸法を決めました。
 
 
また不用意にトリガーを引いてゴムを発射することが無いよう、安全装置も装備しました。
 
P1010248
 
安全装置を外した状態。
 
 
P1010250
 
安全装置が効いた状態。
これで完全にトリガーをロックします。
 
 
ゴムをかけた状態です。
これでトリガーを引くと回転翼が回ってゴムが発射されます。
 
P1010259
 
まだ動作が完璧でなく、もう少し改良が必要ですが、一応ゴムを6本かけて連発ができます。
ゴムをかけて回転翼を逆方向に回してロックさせていく動作が、リボルバー式拳銃の特徴であるハンマー(撃鉄)を引くコッキングの動作と似ているので、ちょっと気分に浸れます
 
立体的に作った模擬のシリンダーとグリップを付ければもっとリアル感が出てくるかもしれませんが、それは将来の宿題!
 
このゴム鉄砲も完成すれば販売予定です
 
 
 

2012年10月24日 (水)

ゴム鉄砲 続編

前回はゴム鉄砲の製作と、その作成手順としてCADでの設計の様子を紹介しました。

今回はその続編としてCADで設計したモデルを実際にCNC機械で加工するためのデータに変換する、CAMの操作を述べてみたいと思います。
CAMとはコンピューター支援製造(Computer Aided Manufacturing)、CADデータを機械加工用のNC(数値制御)データに変換するソフトです。
 
先ずはソフトを起動してCADで作成したDXFファイルを読み込んでうまく配置していきます。
Cam1
 
ゴム鉄砲の部品のファイルをすべて読み込んだ状態です。
Cam2
 
フレームに入っている文字はこのCAM上で編集して入れました。
Cam3
 
編集が済んだらいよいよ加工用のデータ作り、正確には切削パスを作っていきます。
加工用の刃物の種類、サイズ、部品のどの部分を加工するかなどの指定をしていきます。
画像では部品の輪郭を直径2㎜の刃物で切り抜く指定をしています。
所々緑色の点がある箇所は、部品が切り抜かれたときに材料から外れてしまわないように、材料とつなぎ止めておくための「タブ」と言うものを指定している部分です。
こういった機能があるCAMはそれほど多くないようです。
Cam4
 
必要な切削パスを指定したら、実際に加工したときにどう加工されるかの確認もすることができます。
いわゆるプレビューですね。
この時点で確認して変なところがあれば、何度でも編集とプレビューを繰り返して完全な切削パスを作成していきます。
実際に加工したときに間違いがあると材料も時間も無駄になってしまいますからね
Cam5
 
全ての切削パスを作成して全ての加工工程をプレビューしてみました。
Cam6
 
切削パスが出来上がったら、それを保存しておきます。
これで同じ物をいくつでも作ることができます
NCファイルの形式は単なるテキスト(txt.)ファイルです。
Cam7
 
テキストファイルだから「メモ帳」などで開いてみることもできます。
見てもちんぷんかんぷんですが・・・
Cam8
単なる英数字の羅列ですが、これは穴あけの部分のNCデータです。
穴あけの部分だけでも2千行以上の命令になりました。
複雑な加工になると十数万行の命令になることもあります
 
 
機械で実際に加工した品物です。
CAM上でプレビューしたものと寸部の違いもありません
と言うより違いがあったら製品にならないのですが
P1010108
簡単で形状が単純なものだったらCADで設計せずにいきなりCAMで設計することもよくあります。
たとえば以前のタングラムパズルなどです。
製品の内容によって最適な方法をとると言ったことでしょうかね。
 
さて!次は何に挑戦しようかな。
 
 
 

2012年10月20日 (土)

ゴム鉄砲 (販売中)

今回は男のおもちゃ?ゴム鉄砲を作ってみました。

一応小学生ぐらいの子供がすぐに遊べるものをと思って作ったのですが、試作品作った段階で自分一人で一日中遊んでしまったってのはナイショ
だって思ったより楽しかったんだもン(子供か!
 
ゴム鉄砲本体と大小の的二つも一緒に作りました。
P1010098
 
ゴムをかけた状態です。
P1010099
 
以前作った動物パズルの動物たちを的にしてみました。
P1010101
 
ゴム鉄砲は割りばしなど家庭にある手軽なものを使っても作ることができますが、ある程度本格的なものは見栄えも良いし頑丈で長持ちしますね
ちょっと夢中になれます(自分だけ?
 
今回は少々専門的且つ独りよがりになりますが、普段僕がこういったものを作っている手順とか方法を順を追って紹介してみたいと思います。
もちろん品物によって多少違いはありますが、今回はこのゴム鉄砲を作った手順を追ってみます。
 
先ずは頭の中で構想したり参考にしたものを元にCAD(Computer Aided Design)、つまりはコンピューターで設計するソフトですね、それを使って各部品を設計していきます。
僕はCADの中でも3D CAD、立体物を設計できる3次元CADを持っているので、視覚的に実物に近いイメージで設計できます
 
参考にゴム鉄砲のフレームの部分の設計の紹介です。
先ずは形状をスケッチして各部の寸法を設定していきます。
Photo
 
スケッチが完了したらこれを立体化していきます。
立体化したモデルに後からいろいろ修正を加えたり加工することも可能です。
Photo_2
 
ついでにもう一つグリップ部分の設計の例。
先ずはスケッチ。
Photo_3
 
これを立体化。
Photo_4
 
こうやって必要な部品を設計していきます。
すべての部品の設計が完了したら、ここからが3D CADの良さである「アセンブル」と言う作業。
各部品を組み立てて完成イメージを作ることができます。
言うなればプラモデルを組み立てていくって言う感じでしょうか
 
それではアセンブルしてみましょう。
1
 
2
どうでしょう。まるで実物みたいですね。最初の完成品と見比べてもほぼ同一です
もちろんこの段階で修正することも可能ですし、各部品ごとに修正を加えれば自動的にアセンブルにも反映されるし、新たに部品を作って追加することも自由自在です。
 
次の工程はCADで設計した部品を、機械で加工するためのデータに変換するCAM(Computer Aided Manufacturing)と言うソフトに渡すための、DXFと言う形式のデータを作ります。
簡単に言えば図面のようなものですね。
Photo_5
 
CAM上でもいろいろと修正を加えることも可能です。
完成品のフレーム部分の文字やグリップ部分の溝などはCAMで入れました。

今回はCADでの設計を紹介してみました。
次回はCAMの工程を紹介してみたいと思います。
 
あまり値段のことを言うのもなんですが、ちなみにこの3D CADはちょっと高級な普通自動車1台分の値段がします
CAMも3種類購入したのですが全部で10万円近く
こんなもの買うなんて、バカですね~
 
このゴム鉄砲は販売しています。
詳しくはヒロ工房販売サイトからお願いします。
 
このゴム鉄砲の制作にあたっては日本ゴム銃射撃協会の制作されているゴム鉄砲の一部機構部分などを参考にさせていただきました。
http://5610.ashigaru.jp/gunlocker/seisaku/ST2003FR.html
 
日本射撃協会の皆様が開発されているゴム銃はとても本格的なもので大変素晴らしいものばかりです。
 
 
 
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